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【書評】『明治維新の光と影』西原春夫著

 元早稲田大学総長の刑法学者が歴史から読み解く「令和」における日本の指針。

 著者は、早大法学部の教授時代、学生が、ひとつひとつの歴史上の出来事は知っていても、「歴史の流れ」に対する知識に欠けていることに驚いたという。91歳の碩学(せきがく)は、日本が先の大戦に至った原点を明治維新に置き、さらには、令和の新時代におけるわが国のあり方を“ひとつの歴史の流れ”の中で解明してゆく。「令」は『法治有徳』、「和」は『平和国家』と位置づけ、その理想を世界へ向けて発信することこそが日本の役割だと訴える。(万葉舎・1700円+税)

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