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【倒れざる者~近畿大学創設者 世耕弘一伝・第3部】(7)一目惚れした原子炉を購入…大学で専門技術者育成

 平成23年の東京電力福島第1原発事故では、近大は一部が計画的避難地区に指定された被災地の福島県川俣町(かわまたまち)をサポートしている。「専門家のアドバイスが欲しい」と不安を訴える町長の声を受け、即座に支援チームを派遣。被曝(ひばく)線量を計測できるガラスバッジを配って町民の不安を払拭するなど大学を挙げて支援している。

 支援を担う原子力研究所前所長、伊藤哲夫は語る。

 「被災地支援は事故によって創設者が必要と考えた原子力の火を消してはならないという思いから。原子力を取り巻く環境は一変しましたが、技術者の育成と技術の継承が重要なことに変わりありません。廃炉を進めるにしても技術者の育成は重要で、研究用原子炉を守ることで志を次代につなげたい」(松岡達郎)=敬称略

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