PR

ライフ ライフ

大久保利通邸の茶室を移転保存へ 京都市が異例の取り組み

解体工事が始まった茶室を視察する(右から)歴史学者の磯田道史さん、発見者の原田良子さんら=3日午前、京都市上京区
解体工事が始まった茶室を視察する(右から)歴史学者の磯田道史さん、発見者の原田良子さんら=3日午前、京都市上京区
その他の写真を見る(1/2枚)

 明治維新三傑の一人、大久保利通の邸宅跡(京都市上京区)の民家に大久保の茶室「有待庵(ゆうたいあん)」が現存していることが確認され、所有者が京都市に寄付した。茶室は文化財に指定されていないため、民家とともに取り壊される予定だったが、市は保存・移築に向けて3日午前、解体を開始した。市の対応について専門家からは「“文化財未満”を保護する良い前例になる」と評価する声が上がっている。(田中幸美)

 茶室は、解体工事中の民家の庭から見つかった。歴史研究家の原田良子さん(52)=同市中京区=が5月9日、偶然前を通りかかり、敷地の奥に茶室があるのを確認。「文化財的な価値はなくても、歴史的価値は計り知れない」と市に連絡したという。

 市は同20日に現地調査を実施。茶室は3畳半ほどの平屋建てで、絵図面に残る茶室より一回り小さいが、構造は符合するという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ