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駿河湾のサクラエビ春漁 記録的不漁で打ち切り

春漁打ち切りを発表する県桜えび漁業組合の実石正則組合長(左)=1日、静岡市清水区(石原颯撮影)
春漁打ち切りを発表する県桜えび漁業組合の実石正則組合長(左)=1日、静岡市清水区(石原颯撮影)

 記録的な不漁が続く駿河湾で水揚げされるサクラエビ漁をめぐり、静岡県桜えび漁業組合は1日、当初の予定を5日前倒しし、今年の春漁を5月31日に打ち切ったと発表した。産卵エビが増加したことが理由で、資源保護を優先した。総水揚げ量は、春漁として記録が残る平成元年以降で最低となった昨春の312トンを大きく下回る85・3トンにとどまった。

 組合によると、31日夜に水揚げされたサクラエビは、産卵エビがこれまでより明らかに多く含まれていたという。水揚げされたサクラエビを組合役員らが目視で確認し、打ち切りを決定した。

 資源回復のため、春漁としては初となる禁漁区を設けるなど厳しい自主規制の中で行われ、水揚げ量が抑えられた結果、価格高騰が続いた。最終日となった31日の水揚げ漁はわずか1・4トン。翌早朝に由比港で行われた競りでは1杯(15キロ)あたり平均約14万4千円の高値が付いた。

 実石正則組合長は「(春漁の競りでは)われわれも見たことのない高値がついた。サクラエビを楽しみに待っていた方には申し訳ない」と話した。

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