PR

ライフ ライフ

大学入試 面接で保護者情報の質問不可 有識者会議が最終報告

 昨年発覚した医学部の不正入試問題を受け、大学入試の公正性確保について議論してきた文部科学省の有識者会議は31日、全学部共通のルールを盛り込んだ最終報告をまとめた。面接で保護者の職業などを「尋ねないことが重要」と明記したほか、繰り上げ合格の候補者に順番などを事前に知らせることを求めている。文科省では大学入試の実施要項に最終報告の内容を盛り込み、今年度実施の入試から適用する方針だ。

 有識者会議は今年4月、中間報告をまとめ、女子大などを除き性別で差異を設けることを禁止するとともに、(1)出願手続きで保護者の職業や出身校などの情報を求めない(2)採点は受験者情報をマスキングし、複数人で行う(3)合理的な理由がない限り年齢や現役・浪人別など属性による差異を設けない(4)特定の受験生の優遇、繰り上げ合格の順番飛ばしは認めない-などの方針を打ち出していた。

 最終報告ではこれに加え、面接の公正性確保に向け、保護者の職業など合否判定に不要な情報については質問すべきでないと指摘。また、繰り上げ合格の透明性を高めるため、候補者の順番や連絡時期の見通しなどを「あらかじめ知らせる」ことも求めた。

 このほか、卒業生の子女らを優遇する特別枠については容認するものの、「広く社会からの理解が得られるよう、特別枠の必要性や募集人数、選抜方法の妥当性などについて、より丁寧な説明が必要」と厳格な運用を求めている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ