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皇室の装い(上) 受け継がれる「皇后のティアラ」

 明治20年2月11日付の「東京日日新聞」は、このティアラについて、「ドイツ、ベルリンの御用金工師レヲンハードおよびフイーゲルの二氏」に命じ、「ブリリヤント形の金剛石(ダイヤモンド)六十個」を用いたことを報じた。ティアラの頂点のダイヤモンドは取り外しができるとの記載もあった。

◆皇太子妃から皇嗣妃

 同じ形状のティアラを、大正天皇の后である貞明(ていめい)皇后、昭和天皇の后である香淳(こうじゅん)皇后、そして現在の上皇后さまが皇后時代に着用されている写真があり、青木氏は「完全に同じものかどうかは分からないが、伝統のデザインが受け継がれていることは確か。『皇后』という立場を象徴するティアラを上皇后さまから受け継がれた皇后さまのご心中には、並々ならぬ決意があったのでは」と話す。

 「皇后のティアラ」に対し、今回、秋篠宮妃紀子さまに受け継がれたとされるのが、「皇太子妃のティアラ」。流麗な唐草のデザインは、上皇后さま、そして皇后さまがご成婚の際に身につけられていたものだ。秋篠宮さまが皇位継承順1位の「皇嗣(こうし)」となられたことで、その妃である紀子さまに伝わったとみられる。

■女性皇族 成年式で新調 入札、コンペ方式も

 歴代皇后に受け継がれるティアラは、天皇の三種の神器などと同様に宮内庁が認定する「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」(由緒物)と位置づけられている。一方、ほかの女性皇族方が成年式などで身につけられるティアラは、同庁がほかの宝飾品とともに新調するケースが多い。

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