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繁殖に挑んだ若いコウノトリのペア 失敗したけど来年こそ

巣材を運んできたコウノトリの雄(右)と抱卵する雌=4月18日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
巣材を運んできたコウノトリの雄(右)と抱卵する雌=4月18日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
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 鳥取県南部町教育委員会は27日、今春に町内で営巣していたコウノトリのペアが巣から姿を消した、と発表した。ひなの誕生は確認できず、繁殖に失敗したとみられ、町教委は「残念な結果となった」と落胆している。明るい話題は持ち越されたが、懸命に繁殖に挑んだペアを写真で紹介する。

巣に帰るコウノトリの雌=5月6日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
巣に帰るコウノトリの雌=5月6日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
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 町教委などによると、コウノトリは平成28年に雄、翌年に雌がともに兵庫県内で生まれた若いペアだった。3月18日、民家敷地内の電柱に営巣しているのが見つかったが、すぐに試練に遭遇。4月1日、突風で巣が落下してしまったのだ。それでもあきらめないペアは翌日から、新たな巣造りを行って完成させた。同9日からは雌雄が交代で抱卵している様子が観察され、時折、くちばしで卵の位置を変えるとみられる動作もしていた。

巣の近くで餌を探すコウノトリの雄=4月18日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
巣の近くで餌を探すコウノトリの雄=4月18日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
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 今月10日ごろまでは、順調に抱卵していたが、以降、様子が急変。雌雄ともに、巣を離れる時間が多くなり、同17日からはともに姿が確認できなくなった。

巣にたたずむコウノトリの雌。3日後にペアは姿を消した=5月14日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
巣にたたずむコウノトリの雌。3日後にペアは姿を消した=5月14日、鳥取県南部町(山根忠幸撮影)
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 町教委は「原因は不明ですが、繁殖に不慣れな若いペアは、失敗することがあるようです」と推測。同町は自然環境に恵まれており、来年以降、コウノトリのひな誕生が期待される。(山根忠幸)

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