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はやぶさ2降下中止、原因は計器の異常値 予定通り来月にも着地

小惑星探査機「はやぶさ2」について会見するJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(左)ら=22日、東京都千代田区(草下健夫撮影)
小惑星探査機「はやぶさ2」について会見するJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(左)ら=22日、東京都千代田区(草下健夫撮影)

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着地準備のための降下を中止した問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、高度を測る計器が異常な値を示したことが原因だったと発表した。既に対策を確立しており、6月末にも2回目の着地を目指す計画に変更はないという。

 はやぶさ2は着地に向けた地形観測などのため今月15日に降下を開始。16日に高度50メートルに到達し、さらに降下するため、レーザーを使う高度計の感度を自動で切り替えた。この際に一瞬、異常な高度を検知し、機体が緊急上昇した。

 異常値は切り替えの手順や地表の状態の組み合わせなどによって混入することがあり、予測は困難という。確実に防ぐ方法を既に見いだしたとして、月末に降下をやり直す。

 責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは会見で「起きたことは掌握できている。今後の計画に遅れはない」と説明した。

 緊急上昇時に着地の候補地域全体を高精度で撮影しており、着地点の検討などに活用できるという。津田氏は「計画した戦略とは異なるが、結果的に1回の低高度観測に匹敵するデータが得られラッキーだ」と話した。

 はやぶさ2は4月に作製した人工クレーターの付近に着地し、露出した地下の物質を採取する計画。リュウグウは今後、太陽に近づき地表の温度が上昇するため、高温で機体を損傷しないように7月初めまでに着地する必要がある。

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