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【本ナビ+1】災禍の国土、人々への思い 文芸評論家・富岡幸一郎

 ■『救済の文学』岸間卓蔵著(田畑書店・1800円+税)

 佐伯一麦は現代を代表する私小説作家だが、この文芸評論集は平成元年生まれの新世代による私小説論である。日本独特の「私小説」というものが、これまで言われてきたような近代日本の狭い時代的枠組みのなかではなく、世界文学の地平でむしろ見直されるべきだとの主張は、新鮮かつ大胆である。注目すべき文芸評論家の登場である。

【プロフィル】富岡幸一郎

 とみおか・こういちろう 昭和32年、東京生まれ。中央大学仏文科卒。『群像』新人文学賞評論優秀作。関東学院大学教授、鎌倉文学館館長。著書に『内村鑑三』他。

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