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【橋本奈実の芸能なで読み】鎌足でも、甲子園でも“全力投球” 宝塚歌劇団星組トップ・紅ゆずる

 宝塚を愛してやまない方です。この舞台で、相手役の綺咲愛里(きさき・あいり)さん演じるヒロインの存在を、「鎌足のぶれない希望」と表現した紅さん。自身の「ぶれない希望」は「宝塚が好きという気持ち」と断言していました。

 大阪市出身。熱烈なファンで、宝塚音楽学校入学前から、観劇券がなくても、劇場の外観を見るためだけに、大阪から宝塚まで電車で何度も通った逸話は有名です。退団は10月ですが、その本拠地の宝塚大劇場に別れを告げるのは8月だと、今公演の稽古時に気付いたそうです。

 「初舞台のとき、幕がパッと上がって、初めて舞台から客席を見た、“逆から見たあの景色”は今も忘れられない。今でも立つ度に、大劇場は広いな、きれいだなと思います」

 大好きゆえに、自ら区切りをつけねばと、トップお披露目公演の期間中に、大劇場5作での退団を決めた。が、実感はあまりないという。退団会見を終えた後も、携帯で速報記事を見て「携帯の画面の中で(写真の)自分が泣いている。ほんまに会見したんだ、退団するんや、と思って。不思議な感覚でした」。

 昨年末、各組のスターがそろう「タカラヅカスペシャル」に出演した際、心の中で「私は来年、ここにいないんやな」としんみり思ったそうですが…。「でも見学したいなと思って。私、一度も見たことがないんですよ」。プラチナチケットゆえ、「席ではなく、どこかで見せてほしいと劇団にお願いしました」。

「鎌足」主演の紅ゆずる(前川純一郎撮影)
「鎌足」主演の紅ゆずる(前川純一郎撮影)
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 紅さんは、兵庫・川西市出身の相手役、綺咲さんとともに、5月30日に兵庫・甲子園球場で行われる「阪神-巨人戦」で始球式を務めることが発表されました。2006(平成18)年の阪急阪神ホールディングスの誕生後、2大コンテンツ「宝塚歌劇」と「阪神タイガース」の初コラボレーションです。

 実は虎党でもあり、甲子園で虎グッズを手に観戦経験もある紅さん。現役タカラジェンヌとして初めて甲子園のマウンドに立つ姿、楽しみです。きっと“全力の投球”をされることでしょう。

 退団公演は、「GOD OF STARS-食聖-」「 Eclair Brillant(エクレール ブリアン)」。宝塚大劇場は7月12日~8月19日、東京宝塚劇場は9月6日~10月13日です。「鎌足-」東京公演、退団公演とトップの紅さんの姿を見る機会はわずかです。最後まで全力で走り続けるトップスターの姿を、どこかで見てみてくださいね。   (橋本奈実)

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