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GCFで「鈴木屋敷」復活へ 個人からの支援も可能に 和歌山・海南

鈴木屋敷の復元イメージ図(海南市提供)
鈴木屋敷の復元イメージ図(海南市提供)
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 日本で2番目に多い鈴木姓の発祥地「鈴木屋敷」の復活に取り組んでいる和歌山県海南市が、ふるさと納税の仕組みを活用し、インターネットで資金を募る「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」で支援を呼びかけている。これまでは企業からのみだったが、個人からの支援も可能に。鈴木姓や市ゆかりの返礼品も用意している。

 鈴木姓は、平安時代末期に熊野地方から市内の藤白神社境内に移り住み、全国に熊野信仰を広めた豪族がルーツとされる。神社境内にある鈴木屋敷は昭和期まで人が住んでいたが、老朽化や台風などの影響で激しく損傷していた。

 市は、今年1月から全国の鈴木姓ゆかりの企業に向け「企業版ふるさと納税」で屋敷再建のための支援を募集。昨年度は目標額の500万円を集めることができたが、支援が必要な神社負担分の事業費は計約6千万円。そこで市は、個人から支援したいという声が多数寄せられていたため、4月から新たにGCFの活用を始めた。

 GCFは、通常のふるさと納税のように寄付金控除の対象となり、自治体が税金の使い道を明確にしてインターネットで個人からの寄付を広く呼びかける。

 3千円~4万円で、寄付額ごとに菓子や日本酒といった地元の特産品などを贈るコースを用意。5千円以上のコースでは、紀州漆器の技法を用いた蒔(まき)絵(え)で屋敷を描いた免許証サイズの「鈴木証明書」(鈴木姓以外には「鈴木サポーター証」)がもらえる。証明書やサポーター証を「海南飲食業組合」に加盟する飲食店で提示すると、割引などのサービスを受けられるという。

 市の担当者は「数多くの支援をいただき、ありがたい限りだが、鈴木屋敷のPRはまだ十分ではない。何としても屋敷を復活させ、市の再活性につなげたい」と話している。

 寄付の目標金額は100万円。募集期間は7月30日まで。企業版ふるさと納税も引き続き募集している。問い合わせは市企画財政課(073・483・8405)。

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