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【沖島から-春(下)】全島民が一つの家族

 「そうした環境が子供たち一人一人の個性を伸ばせるんとちゃうかな」と話すのは、沖島学区まちづくり協議会の西居英治会長(75)。自身も沖島小で育ち、今も現役の漁師として毎朝、沖に出る。

 沖島小は小さな学校。それでも、体育が得意な子に、読書が好きな子、恥ずかしがり屋におしゃべり好きと、個性豊かな子供たちが通う。

 入学してまもないたっぺい君も学校に打ち解けた様子だ。明石誠校長(58)は「沖島にはいろいろなところからきた子供たちを受け入れる優しさがあるんやろうね」と話す。

 「じゃあ、また明日ね!」。夕方になると、下校する子供たちの声が沖島港に響いた。島の外から通う子供たちは、毎日午後4時の船に乗って帰る。港に穏やかな風が吹き抜けた。桜は散り、島は新緑の季節を迎える。

     ◇

 江森梓、花輪理徳が担当しました。次回は夏ごろに掲載予定です。

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