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養護施設出身者をサポート 篤志家のモニュメント 京都

奨学基金を寄付した山下夫妻をたたえるモニュメント=13日、京都市下京区の市総合教育センター(南里咲撮影)
奨学基金を寄付した山下夫妻をたたえるモニュメント=13日、京都市下京区の市総合教育センター(南里咲撮影)

 児童養護施設の退所者などを対象にした奨学基金として、約30年かけて計3100万円を京都市に寄付した夫妻をたたえるモニュメントの除幕式が13日、市総合教育センター(同市下京区)で行われた。

 寄付をしてきたのは、古美術商「清昌堂やました」(同市上京区)の4代目当主だった故山下達雄さん。「恵まれない子供たちのために」と昭和57年からほぼ毎年100万円を寄付し、没後は妻の亮子さんが平成27年に亡くなるまで続けてきた。

 31年にわたり積み立てられた寄付金をもとに、市は奨学基金制度を昨年から開始。大学や専門学校への進学者を対象に、年間12人につき、22歳まで月額2万円を給付している。

 除幕式には、夫妻の長男の寛一郎さん(72)ら約20人が出席。給付を受けて看護学校に通った女性の手紙が読み上げられ、「基金のおかげで毎日勉強に励むことができ、本当に助かりました」などと遺族に感謝の意が伝えられた。

 モニュメントは本を読む女の子の姿をしており、教員の研修などで使われる同センターの入り口付近に設置。寛一郎さんは「良い場所にかわいらしい像ができてうれしい。有効に使ってもらえて、両親も喜んでいると思う」と話した。(南里咲)

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