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グランフロントで世界の台所「見聞録」展

10分の1で再現された伝統的家屋の模型を見学する来場者=大阪市北区
10分の1で再現された伝統的家屋の模型を見学する来場者=大阪市北区

 ペチカ(暖炉)のあるロシアの台所や、氷でできた北極圏の台所。住まいに欠かせない「台所」にスポットをあてた企画展「台所見聞録-人と暮らしの万華鏡-」が、商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)のLIXILギャラリーで開催されている。

 50カ国以上で台所を調査している建築家の宮崎玲子さんと、近代日本の台所を研究している須崎文代さんが得た成果を、“見聞録”に見立てて紹介。家屋模型や図版、家政書など約90点の資料を通して理想の台所について考えてもらうねらいで開いた。

 宮崎さんによると、北極点と赤道の中間にあたる北緯40度を境に南北で「火」と「水」の使い方が異なり、北は暖房と明かりを兼ねて鍋を吊るが、南は鍋を置いて調理する。また、水を使うことが少ない北では流しは台所の主役にならず、南は大量の水を使うことを前提にした設(しつら)えになっているという。

 会場で目を引くのは、ドールハウスのように作り込まれた伝統的民家の模型。約100年前のドイツの住まいには料理と暖をとるための鉄製クッキングストーブが置かれ、火を使う台所を神聖な場所とするインドでは土間で裸足で調理する様子が再現されている。各地の気候風土に合った家の構造や暮らしぶりがよくわかる。

 21日まで。午前10時~午後5時。入場無料。水曜休館(祝日は開館)。問い合わせは同ギャラリー(06・6733・1790)。

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