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【高額薬再び 大きなリスクか小さなリスクか】(上)人生突然の不運 公的医療保険が拠り所

 一方でCAR-T細胞がうまく作れなかったり、体内に戻すまでの約2カ月を待たずに亡くなったりするケースもある。重い副作用もあり、薬の長期的な効果が分かるのはこれからだ。

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 キムリアの対象患者は当面少なく、財政に与える影響も大きくない。だが、バイオ製剤が増え、薬剤は高額化の方向にある。公的医療保険をどうコントロールするかは大きな課題だ。厚労省の鈴木康裕医務技監は「仮に公的医療保険の重点化を図らなければならないとすれば」とした上で「大きなリスクをとるのか、小さなリスクをとるのか」の選択が必要だとする。

 日々の薬はドラッグストアで買い、大きな事故や手術、高額な薬が必要なときに費用の心配なく公的医療保険を使うのか。それとも、日々の薬をカバーすることこそが公的医療保険の役割で、めったに使わない高い薬を保険から外し、自費や民間保険で賄うのか。公的医療保険と新薬のあり方を考える。

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