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北海道以北「領土外」の検定意見取り消し要望 小学教科書で「つくる会」

 来年度から使用される小学校の教科書で、江戸時代初期の日本を赤く塗った地図が文部科学省の検定により北海道と北方領土を白くする修正が行われた問題で、「新しい歴史教科書をつくる会」(高池勝彦会長)が10日、柴山昌彦文科相に対し、検定意見の取り消しを求める要望書を提出した。「北海道以北を領土外扱いした不当な検定意見と言わざるを得ない」と厳しく批判している。

 修正が行われたのは、小学6年用の社会科教科書で江戸時代初期の対外貿易などを学ぶページに掲載された地図。文科省によると、当時は江戸幕府の支配が北海道の全域には及んでおらず、日本の色である赤にすれば「児童が誤解する恐れがある」と判断された。

 これに対し、つくる会では(1)北海道庁作成のパンフレットによれば、すでに7世紀から日本国家の支配が北海道に及んでいた(2)北方領土を「固有の領土」とする学習指導要領の趣旨にも反する-などと指摘。かえって児童が誤解する恐れがあるとし、検定意見の撤回を求めている。

 10日に会見した高池会長は「領土問題に関わる重大問題であり、適切に対処してほしい」と訴えた。一方、文科省の担当課は「検定に問題があるとは考えていない」としている。

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