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無痛分娩の娘亡くした遺族、「被害者の会」結成へ

 
 

 麻酔で出産時の痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」による事故で娘を亡くした安東雄志(ゆうじ)さん(69)=大阪府富田林市=が、再発防止を求め、近く「被害者の会」を立ち上げる。無痛分娩では、妊婦が死亡したり、重い障害が残ったりする事故が相次いでおり、対策が急務となっている。「娘の死を無駄にしたくない」。他の被害者家族とともに、無痛分娩に携わる医師の研修の義務化など、再発防止策を国などに求めていく。

 安東さんの三女、長村千恵さん=当時(31)=は平成29年1月、大阪府和泉市の医院で無痛分娩で出産。麻酔後に呼吸困難になり、別の病院に搬送されたが意識は戻らず、そのまま亡くなった。

 大阪府警は、業務上過失致死容疑で男性院長(61)を書類送検。医師は容体急変後も適切な処置をとっておらず、府警の調べに「対応が追いつかなかった」と説明した。しかし、大阪地検は4月、嫌疑不十分で医師を不起訴とした。

 無痛分娩は、出産時の母体への負担が軽減され、産後の回復も早いというメリットがある。千恵さんも、腰痛を抱えていたことから無痛分娩での出産を選んだ。安東さんは「無痛分娩そのものが危険なのではなく、技量がない医師が何の備えもなく手術をしていることが問題だ」と話す。

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