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「令和は、こうなる」 各分野の有識者ら4人に聞く

漫画家の弘兼憲史さん
漫画家の弘兼憲史さん
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 激動の「平成」を経て新しく到来した「令和」は、どのような時代になるのか。各分野の有識者らに展望を尋ねた。

■「宇宙の謎、次々と明かされる」 人気漫画「島耕作シリーズ」で知られる漫画家の弘兼憲史(ひろかね・けんし)氏

 「東京五輪、大阪万博と大イベントが続き、その後の国家プログラムとして期待されるのが、(日米欧などの物理学者が)東北地方に建設構想を進めている次世代加速器『ILC(国際リニアコライダー)』だ。ビッグバン(宇宙誕生)の状況を再現できる施設で、実現すれば星や人類が質量を持った理由など、宇宙の成り立ちに迫れるかもしれない。令和の時代は宇宙の謎が次々と明かされていくだろう。いろいろな新しいツールが出てくるし、技術革新もあると思う。そういう時代の変化を漫画でも表現したい」

 ■「被害者全員の救出へ希望ある」 「救う会」全国協議会会長の西岡力(つとむ)氏

 「まず最初に、平成で積み残した北朝鮮による拉致被害者全員の即時一括帰国を、何が何でも実現したい。北朝鮮が対話に出た今が最大の山場だ。拉致、核・ミサイル問題で現在、日本が進めている『圧力』を背景にした交渉を継続してほしい。日本政府が拉致を公式に認めたのは平成の始まる直前、昭和63年だった。平成9年、拉致被害者家族会・救う会が運動を始め、平成の半ばの14年、被害者5人を取り戻した。令和を迎え、日本が毅然(きぜん)とした態度で原則を貫けば、残る被害者全員の救出に向け希望はある」

■「亀裂を修復する時代になる」 国際政治学者、三浦瑠麗(るり)氏

 「冷戦後の米国一強だった平成が終わり、令和は国際的にも多極化が進み、米国主導の単一のイデオロギー、正義が通用しなくなるだろう。大国となった中国に近いこともあり、戦後70年間、米国に守られてきた日本にとっては、変化への対応を迫られる難しい時代になる。同質性や国民の精神的なつながりといった日本の強みも、外国人観光客や労働者の増加などで、欧米で起きているような社会的、政治的亀裂が生まれかねない。国民一人一人が変化に対応しながら、亀裂を修復していくことが必要になる」

■「相撲の価値、見直される」 元小結で大相撲解説者 舞の海秀平氏

 「改元で皇室が日本にとっていかに大切な存在かを多くの人が再認識した。激変する国際情勢の中で、皇室を中心にまとまりのある日本が世界の中で注目され、手本になる役割を担う可能性がある。日本には古くから残る素晴らしい伝統文化がたくさんあり、その一つが大相撲。ルールがシンプルでわかりやすく、海外でも人気だ。今回の改元をきっかけに相撲の価値が見直されるのではないか。若手力士が力をつけているので、令和では確実に世代交代がある。幕下にも有望な力士がおり、新しい時代をつくっていくだろう」

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