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【暮らし替えの道しるべ】(32)「自分ものがたり」のすすめ

 世帯主が65歳以上の高齢世帯のうち1人暮らし(単身世帯)が占める割合が、令和22(2040)年には全都道府県で30%を超える-。国立社会保障・人口問題研究所が先月、世帯数の将来推計を公表しました。

 厚生労働省によると、平成29年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳。定年から20年以上は高齢世帯として暮らすことになり、そのうちの数年間はおひとりさまになる時代。昭和から平成にかけて、毎日、仕事に追われ、時間に追われ、走り続けた日々を過ごしてきた方も少なくありません。ここで一度立ち止まり、今まで歩み続けた道のりを振り返る時間を持ってみませんか?

 どんな出生で、どうしてその名前になりましたか。ノートやスクラップブックに細かく書いてみましょう。写真があれば、貼っておくのもいいでしょう。

 幼稚園時代はどんな子で、どんなお友達がいてどんな遊びが好きでしたか。小学校低学年、印象に残っている先生はいますか。恥ずかしかったことや飛び上がるほどうれしかったことは-。大学、社会人、結婚、出産、転勤などライフステージの変化とともに家族が増え、家が変わり、時は流れ、夫婦だけになり、最後にはひとりになる。その時々のさまざまな風景が浮かんでくるはずです。

 最後に、エンディングノートにもなるよう、財産、介護、延命治療、葬儀、お墓のことなど、これから先の自分の思いや伝えたいことを記しておきます。これがあれば家族や大切な人を困らせることがなくなります。写真の整理をしながら、“今まで”と“これから”の「自分ものがたり」をつづってみてはいかがでしょうか。(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)

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