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宮内庁参与、上皇さまの相談相手に 陛下のため新任求める声も

雨の中、皇居前で新元号「令和」を祝う人たち=1日午前0時
雨の中、皇居前で新元号「令和」を祝う人たち=1日午前0時

 1日の代替わりに伴い、上皇さまの相談役を務めてきた宮内庁参与の動向にも注目が集まる。上皇さまが初めて譲位の意向を打ち明けられるなど、節目で皇室の課題に助言する重要な役割を担ってきた。宮内庁関係者の間では、現行メンバーが上皇さまの相談相手となり、天皇陛下のための参与については新たに選任するよう求める声が上がる。

 現在の参与は、国松孝次(くにまつ・たかじ)元警察庁長官(81)、渡辺允(まこと)元侍従長(82)、羽毛田(はけた)信吾元宮内庁長官(77)、竹崎博允(ひろのぶ)元最高裁長官(74)の4人。参与は皇居・御所で月1回程度開かれる「参与会議」で、上皇ご夫妻、宮内庁長官らと皇室の課題について意見交換。上皇さまのご意向で、陛下、皇嗣秋篠宮さまとも年2回程度会い、相談に乗ってきた。平成の代替わりに関する儀式や、陛下のおきさき選びにも当時の参与が関与したとされる。

 平成22年7月の参与会議では、上皇さまが初めて譲位の意向を示され、その後も度々話題に上がった。当時参与だった三谷太一郎東大名誉教授(82)によると、当初、参与全員が翻意を促したが、上皇さまは譲られなかったという。

 上皇さまは譲位に伴い、象徴としてのほぼ全ての公務を陛下に引き継ぎ、魚類の研究など私的な活動に専念される。また、仮住まい先を経て、仙洞(せんとう)御所(旧東宮御所、1日に赤坂御所に改称)へと住居を移し、新生活を送られる。

 宮内庁関係者は「近代では譲位の例がなく、上皇さまが気心の知れた相手に相談されるための仕組みは必要」と指摘。85歳の上皇さまと年齢が比較的近く、継続して助言してもらうのにふさわしいとして、現行メンバーを推す意見が出ている。

 一方、59歳の陛下には同年代の参与を選任するべきとして、具体的に元側近らの名前を挙げる声もある。

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