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悠仁さま安全は…改元前の異様な犯行 問われる管理体制

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 平成から令和への改元を間近に控える中、皇位継承順位3位の悠仁さまが通われている中学校で、机に刃物が置かれるという異様な事件が起きた。学校に不審者が侵入する事件はこれまでも発生しており、管理体制の不備が問われそうだ。

 「代替わりを前に思想的な背景があるのかどうかは分からないが、刃物に細工するなど意図や目的が分からず不気味だ」。警察幹部はこう話す。

 学校の安全が見直される契機となったのが、平成13年に発生し児童8人が死亡、教員を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の事件。刃物を持った男が無施錠だった門から侵入し、児童や教員らを教室内や中庭で次々と襲った。

 文部科学省は翌14年、学校に不審者が侵入した際に取るべき行動をまとめた「危機管理マニュアル」を作成。動きを封じる「さすまた」の配備や登下校時以外の校門の施錠、来訪者にリボンを着けてもらうなどの対策をとるよう全国の学校に促してきた。

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 今回、事件があったお茶の水女子大付属中学校は、お茶の水大のキャンパス内にあり、幼稚園から大学まで同じ敷地内に立地している。校舎が独立している他の学校に比べて、外来者も増える傾向にある。

 立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は、「キャンパスに入るときだけでなく、中学校に入る際にも不審者かどうかをチェックする多層防御体制が十分でなかった可能性がある。防犯カメラも、ただ設置するだけでなく、不審者の姿が長く写るような場所に取り付けるなど工夫が必要だ」と指摘する。

 教育関係者らでつくる「学校安全教育研究所」(千葉県松戸市)の岩切玲子副代表も、「新年度が始まって間もない時期は多くの業者が学校に出入りする。教職員も多忙になりがちだが、危機管理意識を持って不審者には積極的に声をかけるなどの対応が必要だ」と訴えている。

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