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「探査の扉開けた」 はやぶさ2、喜びに沸く管制室

探査機「はやぶさ2」が人工クレーターを作る様子の想像図。機体が小惑星の陰に退避した後、装置から弾丸が発射された(池下章裕氏提供)
探査機「はやぶさ2」が人工クレーターを作る様子の想像図。機体が小惑星の陰に退避した後、装置から弾丸が発射された(池下章裕氏提供)

 「探査の大きな扉を開けた」「明らかな大成功」。小惑星「リュウグウ」で人工クレーターの作製に成功したことが25日、確認された探査機「はやぶさ2」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの関係者は口々に喜びを語った。

 はやぶさ2は同日昼ごろ、約1時間かけて地表を撮影。約3億キロ離れた相模原市にある管制室に画像が届き、以前はなかった地形のくぼみができていることを確認した。その瞬間、モニターの画面を見つめていたメンバーから大きな歓声が上がったという。

 チームの久保田孝JAXA教授は「はやぶさ2がリュウグウに足跡を残した。探査の大きな扉を開けた」と喜びを表現。荒川政彦神戸大教授は「この日を待ちわびていた。想像以上にはっきりした穴を確認でき、人生最高の一日だ」と話した。

 クレーターを作るため今月5日に発射した弾丸は目標地域のほぼ中心に命中しており、高い精度を物語る。画像には、弾丸の衝突で飛び散った岩石が降り積もった様子も写っていた。

 チームは今後、周辺の地形を詳しく分析。5月下旬にも付近に着地して物質を採取する。吉川真JAXA准教授は「これから科学のどんなことが分かるか、非常に楽しみだ」と話した。

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