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【編集者のおすすめ】『銀行員は生き残れるか 40万人を待ち受ける運命』

 ■渾身の最前線リポート

 日本の銀行業界は今、「収益減少」に歯止めが掛からず、大きな岐路に立っています。メガバンクは大規模なリストラに出ると見られていましたが、4月早々、三菱UFJ銀行が「令和2(2020)年4月入社の新卒採用数を半減し、約530人とする」と発表しました。

 各行とも厳しい決算が予想される中、いよいよ「銀行神話」は崩壊し、熾烈(しれつ)な生き残り競争が始まりそうです。

 本書の第一章は、約5年後の2023年末における銀行の近未来像を描き出すところからスタート。そこで描かれるのは社会と共存していく銀行の新たな姿ですが、果たして、それが実現できるのか?

 35年間にわたって銀行業界の最前線を取材し続けてきた自称“叩(たた)き上げ記者”の著者は、第二章以降で「いったいなぜ、日本の銀行がここまで疲弊してしまったのか」、そして「銀行員が、今後生き残るにはどうすればいいのか」について迫ります。

 緻密な現場取材をもとにした著者の厳しい視点は、デジタライゼーションの波が押し寄せ、もはや伝統的なビジネスモデルが通用しなくなり、規模の追求だけでは生き残れなくなっているにもかかわらず、現場にノルマを押しつけるだけの銀行経営陣に向けられます。その一方で、著者は現場の銀行員に対し、「銀行員は各分野でプロになろう!」と熱いエールを送ります。

 その行間には、著者にとって、まさに“戦友”である40万人の銀行員たちを応援する熱い心情があふれています。(浪川攻著 悟空出版・1300円+税)

 悟空出版第一編集部編集長・河野浩一

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