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漫画原作者の小池一夫さん死去 「子連れ狼」「弐十手物語」

原作を担当した漫画のキャラクターの前で自作を語る小池一夫さん=2008年4月、東京都内(堀晃和撮影)
原作を担当した漫画のキャラクターの前で自作を語る小池一夫さん=2008年4月、東京都内(堀晃和撮影)
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 大ヒット漫画「子連れ狼」など数多くの人気作品を手掛けた漫画原作者の小池一夫(こいけ・かずお)さんが17日、肺炎のため死去した。82歳だった。葬儀は親族で営んだ。

 小池さんの公式ツイッターで19日発表された。同ツイッターによると、「かねてより入院療養中」だったという。

 昭和11年、秋田県生まれ。中央大学法学部卒業後、劇画の魅力にひかれ、漫画家のさいとう・たかをさんのプロダクションへ。初期の「ゴルゴ13」や「影狩り」の原作を担当し、頭角を現した。

 独立後、出世作となったのが時代劇画「子連れ狼」=画・小島剛夕(ごうせき)=だった。45年から51年にかけて漫画誌「漫画アクション」(双葉社)に連載され、多くのファンを獲得。幼子の大五郎を連れて諸国をさすらう刺客・拝一刀(おがみいっとう)の復讐譚(ふくしゅうたん)を描いた内容は、映画やテレビで作品化され、幅広い人気を集めた。以後も、「弐十手物語」「傷追い人」「キンゾーの上ってなンボ!!」「クライングフリーマン」などヒットを連発。漫画原作で一時代を築いた。

 一方、漫画家育成にも力を入れ、52年に「小池一夫劇画村塾」を設立。塾からは「うる星やつら」の高橋留美子さんや「北斗の拳」の原哲夫さん、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの堀井雄二さんら数多くの人材を世に出した。大阪芸術大などでも教鞭(きょうべん)をとり、「漫画はキャラクター」の持論のもと、創作法などを指導していた。

 小説や脚本なども手掛け、近年はSNSで発信を繰り返しており、さらにファン層を広げていた。

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