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「ジャポニスム2018」閉幕 激論から生まれた日仏の絆

多くのパリジャンが足を運び、好評を博した「若冲」展=2018年9月(本間英士撮影)
多くのパリジャンが足を運び、好評を博した「若冲」展=2018年9月(本間英士撮影)
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 □国際交流基金・安藤裕康理事長

 2月にフランスで閉幕した日仏友好160年の記念文化行事「ジャポニスム2018」。約40億円を投じ、伝統芸能にアート、食文化など幅広い分野を約8カ月の長期にわたり紹介した異例の行事はフランスにどう響いたのか。企画に携わった国際交流基金の安藤裕康理事長(74)に手応えなどを聞いた。(本間英士)

 ◆幅広い層にアピール

 「芸術を重んじるフランスで、いい加減な展示は絶対に通用しない。伊藤若冲(じゃくちゅう)(江戸時代の絵師)をはじめ一流の作品、文化を紹介し、漫画・アニメを好む若者を含めた幅広い層にアピールできた。日仏両国の関係に良い影響を及ぼし、お金では換えられない成果があった」

 安藤理事長は一連の行事について、こう総括する。

 主にパリ市内で開催された同行事の総動員数は350万人を突破。パリ市民の数(約220万人)を上回る人が足を運んだ。最も入場者数が多かったのは、家族連れに人気のデジタルアート集団「チームラボ」の展示で、30万人超を動員。ポップカルチャーも存在感を発揮し、バーチャル歌手「初音ミク」のライブには欧州各地から5千人の若者が集まった。参加者アンケートでも、96%の人が「日本により親近感を感じるようになった」と回答した。

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