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狭い路地行く電気自動車タクシー、福山・鞆で全国初の営業運行

19日に鞆の浦で営業運行を開始する「グリスロ潮待ちタクシー」=広島県福山市
19日に鞆の浦で営業運行を開始する「グリスロ潮待ちタクシー」=広島県福山市
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 小型、低速で環境に優しく、狭い路地でも小回りがきく電気自動車「グリーンスローモビリティ」のタクシーが19日、広島県福山市の観光スポット、鞆の浦で運行が始まる。緑ナンバーのグリーンスローモビリティによる営業運行は全国で初めて。

 グリーンスローモビリティの公共交通機関としての運行実証実験で、利用者らに好評だったことなどから、地元の「アサヒタクシー」が導入を決定。最高時速20キロ未満の5人乗り電動ゴルフカート1台を購入し、タクシーとして使えるよう料金メーターや無線機などを増設した。

 「グリスロ潮待ちタクシー」と名付け、狭い路地が入り組んだ鞆の浦限定で運行する。乗客定員は4人、初乗り料金は通常のタクシーと同じ630円に設定。運行時間帯は午前9時~午後6時で、予約や問い合わせに対応する専用電話(0120・933・662)を設けている。

 昨秋の実証実験は、鞆の浦など国土交通省と環境省が選定した全国5カ所で実施。鞆の浦では2週間の期間中、投入された2台に対して千人以上が利用し、最も利用率が高かった。

 鞆の浦の風情を壊さずに観光客の案内や住民の送迎ができるサービスを探っていたという同社の山田康文社長は「実験にも協力させてもらい、鞆の浦にふさわしいタクシーになると実感した。全国初の試みのため手続きなどのハードルは高かったが、国や市の理解を得てスタートできることになった」と話している。

 鞆の浦でのグリーンスローモビリティの営業運行については、「潮待ちタクシー」とは別に、市が地元バス会社の「鞆鉄道」と協力して、7人乗りの2両による定期路線の運行を計画。今夏の運行開始を目指し、準備を進めている。

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