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存続危機の京都・花山天文台、継続決まる 民間1億円の支援

運営継続の見通しが立った京都大の花山天文台(同天文台提供)
運営継続の見通しが立った京都大の花山天文台(同天文台提供)

 財政難などのため存続の危機にある京都大の花山(かざん)天文台(京都市山科区)について、支援するため設立された一般財団法人「花山宇宙文化財団」と京大は17日、民間企業の寄付により運営を継続すると発表した。建設用クレーン大手のタダノ(高松市)が、職員の人件費などとして10年間で計1億円を支援する。

 花山天文台は昭和4(1929)年設立。日本のアマチュア天文学の発祥の地として知られる。しかし平成30年に京大が開設した岡山天文台(岡山県浅口市)に多額の費用を要したことに伴い、花山天文台は予算が削減されて職員の配置などができなくなり、存続の危機に陥っていた。

 タダノは今年、創業100周年を迎え、社会貢献事業の一環として支援を申し出た。一般からも寄付を募っていたが、財団によると募集は今後も続けられる。

 財団法人の設立は4月1日付。支援金などを基に来館者の受け入れ体制の拡大や設備面の充実などを計画している。天文台の設備の運営は京大が継続する予定。会見した京大大学院理学研究科付属天文台の柴田一成教授は「花山天文台の運営がいつまで続けられるのか不安だったので、支援を受けてひとまず安心できた」と話した。

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