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目を引く砂の巨像 テーマは「南アジア」 鳥取の美術館

小説「ジャングルブック」=15日、鳥取市の砂の美術館(矢部美智留撮影)
小説「ジャングルブック」=15日、鳥取市の砂の美術館(矢部美智留撮影)
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 砂を水で固めて彫った「砂像」を展示する「鳥取砂丘 砂の美術館」(鳥取市)で、第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編-信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて-」が開幕。ネパール、アフガニスタン、スリランカ、インドなどアジア南部の自然や文化などを砂像21点で紹介している。

 砂像は、10カ国から参集した彫刻家21人が3月6-31日に、約2800トンの砂を用いて制作した。

 会場でまず目を引くのは、第5代皇帝シャー・ジャハーンが黄金時代を築いたムガル帝国に関する3つの砂像。3つ合わせて幅約20メートル、高さ約9メートルの大スケールで展開する。

 シャー・ジャハーンと最愛の王妃が仲むつまじく寄り添う姿を描いた「ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語」を中央に、両脇には帝国の力のシンボル、騎馬隊や戦象部隊などが飛び出す「ムガル帝国の行進」。そして背後には、若くして亡くなった王妃をしのんで建造された世界遺産「霊廟(れいびょう)タージマハル」が、壮麗な美しさを見せる。

 このほか、生誕150年を迎えるインド独立の父「マハトマ・ガンディー」の巨像や、世界遺産の「インダス文明・モヘンジョダロ」「バーミヤンの大仏」、南アジアの多様な宗教・神話に関した「仏陀の入滅」「ヒンドゥー教神話」などを造形。砂で作ったとは思えない繊細でリアルな表現が、来場者を驚かせている。

 オーストラリアから家族で観光に訪れたドン・ジョン・マッキントッシュさん(54)は「信じられないほど巧妙で才能豊かな砂像の作品にとても驚いた。次の休暇に、もう一度鳥取を訪れたい」と話した。

 展示は来年1月5日まで。茶円勝彦・総合プロデューサーは「今年も水との関わりにこだわり、滝を取り入れた。砂像のもつ迫力、世界トップレベルの繊細な技術と表現力を楽しんでほしい」と話した。

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