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「平成最後の貨幣」大人気 予定の倍、51万組超製造 収集ブーム再燃に期待

平成31年銘が入った1~500円硬貨の貨幣セット(独立行政法人造幣局提供)
平成31年銘が入った1~500円硬貨の貨幣セット(独立行政法人造幣局提供)
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 新元号「令和(れいわ)」への改元を前に、「平成」や「皇室」にちなんだ硬貨が脚光を浴びている。平成最後の貨幣セットには、新元号の発表前から注文が殺到。独立行政法人造幣局(大阪市)前には連日、買い求める長蛇の列ができる人気ぶりだ。今夏以降、令和や新天皇即位に関連する記念硬貨の販売も予定されており、関係者はブーム再燃に期待を寄せる。(吉国在)

 「20年前から貨幣セットを毎年購入しているが、こんな光景は初めてや」

 「桜の通り抜け」期間中の4月11日朝、列に並んだ大阪市都島区の男性(79)は苦笑いを浮かべた。

 人々が入手に躍起になっているのは「平成31年」と刻まれた一~五百円硬貨6枚入りのセット。約2時間待ちした京都市伏見区の美容師、村上史弥(ふみや)さん(31)は「平成時代を思い出す記念にしたい」。大阪市阿倍野区の女子大学生(21)も「プレミアがつきそう」と笑顔をみせる。

 造幣局が1月から、この貨幣セットを発売したところ、全国から21万組もの注文が殺到。3月に追加発行を決定し、当初計画の倍にあたる計51万6千組の製造を予定する。収集家だけでなく、一般の人も買い求めた結果、入手困難な状況となった。

 各年製造の一~五百円硬貨6枚入りの貨幣セットは、ピーク時の平成7年には200万組以上を販売したが、その後徐々に減少。29年には約40万組にまで落ち込み、一部の収集家のみの楽しみとなっていた。

 こうした中で今後、「令和」と刻まれた硬貨や、令和3年には新五百円硬貨の製造も予定されており、造幣局の担当者は「コイン収集の楽しみを知るきっかけになれば」と話す。

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