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新札登場の渋沢栄一、足利学校に揮毫残す 16日から展示

 江戸時代を代表する文人画家・谷文晁は寛政8(1796)年、古美術図録集「集古十種(しゅうこじっしゅ)」調査のため訪れ、その際、山水図と聖廟内の孔子座像図を描いた。これらは現在、足利市が所蔵する名品。谷の弟子、渡辺崋山は天保2(1831)年、孔子座像の胎内銘を盗み見ようとしたことを自身の旅日記「毛武游記(もうぶゆうき)」に記し、手控帳には座像のスケッチ画を残している。

 政治家では明治41(1908)年に大隈重信、43年(1910)に井上馨、大正13(1924)年に加藤高明、軍人では東郷平八郎が明治39(1906)年に学校内に月桂樹を植樹し、乃木希典は45(1912)年に訪れ、「瑞雨(ずいう)」と揮毫している。

 そのほか、言語学者・新村出(しんむら・いずる)、洋画家・黒田清輝、教育者・新渡戸稲造らが訪れたことも分かっている。

 足利学校は、新元号「令和」の出展元となる「万葉集」に関しても江戸時代に出版された書物が残り、話題を呼んだ。関連資料の特別展示で、土日曜に前年比7割増の入館者を数えている。

 大沢伸啓所長(59)は「足利学校の影響力を改めて感じる。多くの人に足を運んでもらい、足利学校の価値を知ってもらいたい」と話している。

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