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最先端がん治療センターに「ホスピタルアート」

陽子線治療室にホスピタルアートを施した学生たち=京都市上京区
陽子線治療室にホスピタルアートを施した学生たち=京都市上京区

 病院内を芸術作品で彩る「ホスピタルアート」。京都府立医科大が保有する最先端がん治療施設「永守記念最先端がん治療研究センター」(京都市上京区)で、京都造形芸術大の学生らが同アートを施した。治療室や通路に色鮮やかな絵を描き、治療を行う子供を勇気づける空間に仕上げた。学生らは「子供たちに安心感を与えられるデザインを目指した」と話している。

 ホスピタルアートは、無機質になりがちな院内を、芸術によって快適な癒やしの空間に変える取り組み。患者や家族、医療従事者の心を和らげたり、病気以外の話題でコミュニケーションを促したりする狙いがある。

 京都造形芸術大は府立医大病院と連携し、平成21年から同院の診察室や検査室などにホスピタルアートを施してきた。

 今回のアートのデザインは芸術学部の学生25人と医師らが考案。がんなどの治療のために主に子供の患者が利用する同センターの陽子線治療室内や同室に通じる通路が対象で、30年10月から半年ほどかけて空間を完成させた。

 「宇宙船病院」をテーマに全体がパステル調の配色になっており、さまざまな医療機器をモチーフにした学生考案のオリジナルキャラクター「プロトンズ」が描かれている。

 また今回は、陽子線治療を行った回数に応じてプロトンズのスタンプを押して完成を目指す「プロトンズ図鑑」も作成。子供たちの治療へのモチベーションを維持させることが狙いだという。

 情報デザイン学科の楠本祥子さん(20)は「ホスピタルアートを通じて、陽子線治療室で治療する子供たちに寄り添うことができれば」と話した。

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