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大学共通テスト 記述式に課題 数学平均点は30点以下

 大学入試センターは4日、来年度から導入される大学入学共通テストに向け、昨年11月に実施した試行調査(プレテスト)の最終報告を公表した。各科目の平均得点率(100点満点に換算したときの平均点)が5割程度(45%以上)になるよう問題を作成したが、生物や物理が3割台にとどまるなど5科目で達しなかった。記述式問題が出された数学I・Aは3割を下回り、全体の問題量などの調整に課題を残した。

 プレテストは昨年11月10~11日、高校2、3年生の計6万8409人が参加して行われた。センターは同12月にマークシート方式問題の結果速報を公表。今回は記述式の採点と、全体の問題量や難易度などの分析結果を明らかにした。

 共通テストで新たに導入する記述式は、数学I・Aで数式を書かせる問題2問と短文記述1問の計3問が出され、正答率は3.4~10.9%といずれも低かった。マーク式と記述式を合わせた数学I・Aの平均点は26.61点で、センターでは「全体の問題量に対し、試験時間が十分でなかったことなどが影響した」と分析。本番では、難易度は変えずに問題量を調整し、「解答に要する時間に配慮して作問する」としている。

 国語の記述式は、解答の字数が(1)30字以内(2)40字以内(3)80字以上120字以内-の3問を出題。評価は点数ではなく、3問の総合評価をA~Eの5段階で表示した。最高のAは全体の14.5%、次いでBは14.6%、C29.9%、D30.8%、E10.3%-で、ほぼセンターの想定通りだったが、評価方法が複雑なため参加者の約3割が正確に自己採点できず、課題もみられた。本番では、配点などの扱いは各大学に委ねられる。

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