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「安らかに眠るな」内田裕也さん ロックンロール葬

「Rock'n Roll葬」の祭壇=東京都港区の青山葬儀所(撮影・菊本和人)
「Rock'n Roll葬」の祭壇=東京都港区の青山葬儀所(撮影・菊本和人)

 3月に79歳で亡くなったロック歌手の内田裕也さんのお別れの会「Rock’n Roll葬」が3日、東京都港区の青山葬儀所で行われた。芸能、スポーツなど各界から950人が参列し、エルビス・プレスリーの「監獄ロック」やビートルズの「ロック・アンド・ロール・ミュージック」など内田さんが愛聴したロック音楽が流れる中、別れを惜しんだ。

 会は、祭壇の中央に据えられたモニターに、在りし日の内田さんの映像を映して始まった。その中で内田さんは「僕は今、あの世にいます。ロックンロールに生きてロックンロールに死んでいけたことに感謝します」と参列者に語りかけた。祭壇は、芸術家の横尾忠則さんが公演ポスター用にデザインした図案を菊やバラなど約1万5000本の白い花で模した。

 続いて、タレントの堺正章さんらが弔辞を読み上げた。堺さんは「天国でもロックンロールをやってください。そして、奥さまとすてきな時間を過ごしてください」、映画監督の崔洋一さんは「裕也さん、安らかに眠るな。あらぶる魂を永遠に我らに」と遺影に呼びかけた。ロック歌手の鮎川誠さんは「私も生きている限りロックンロールを続けます。飛び入り歓迎します。待っています。ロッケンロール、イェーッ」と、生前の内田さんにならって叫び声を上げた。

 喪主で長女の也哉子(ややこ)さんは挨拶の中で、内田さんのことをいまだに「理解できない」「私の心は、涙でにじむことさえ、とまどっている」などと率直な思いを交えながら、「このある種のカオス(混沌)を私は受け入れることにしました」と今の心境を語り、英語で「内田裕也のくそったれ。安らかに眠るな。ロックンロール」と言葉を結んだ。

 戒名は「和響天裕居士(わきょうてんゆうこじ)」。天上でも音楽を奏で続け、平和を願うという意味が込められている。

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