PR

ライフ ライフ

【eco最前線を聞く】明治安田生命保険 佐藤元彦氏 持続性社会へESG投融資 

明治安田生命保険の佐藤元彦氏・執行役員運用企画部長
明治安田生命保険の佐藤元彦氏・執行役員運用企画部長

 明治安田生命保険は、社会・経済の持続可能性向上に貢献するため、サステナビリティー投融資を推進。再生可能エネルギー関連プロジェクトや社会問題の解決などを資金使途とする債券などへの投融資を積極化、2017~19年度で累計5000億円を目指す。執行役員運用企画部長の佐藤元彦氏は「サステナビリティー投融資にしっかりと取り組むことが社会貢献につながる。行動を開示することにも力を注ぎたい」と話す。

 --推進する理由は

 「経営理念『確かな安心を、いつまでも』と親和性が高く、安倍晋三政権の成長戦略『日本再興戦略』に応じる格好で、投融資先としてESG(環境・社会・企業統治)を加えた。日本経済・地域・社会、世界経済、エネルギー、地球環境の4分野を対象にしている」

 --進捗(しんちょく)状況は

 「1月末で約4000億円に積み上がった。(環境保全対策の資金調達のために発行する債券)グリーンボンドの起債が増えており、購入すれば目標を簡単に達成できるので対象から外し、エネルギーや地球環境に寄与する企業やプロジェクトに資金を流している」

 --具体的には

 「エネルギーでは、太陽光やバイオマス、風力などに関わる企業やプロジェクトが上げられる。一方で、化石燃料に対する社会の許容度がここ数年で大きく変わった。当初は想定していなかったことだが、二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力への投融資基準を厳しくした」

 --CO2排出量が少ない火力発電は

 「地球環境保全の観点から確かに化石燃料を燃やすのは良くないが、原子力発電の稼働率が低い中、一律に火力発電への投融資を止めていいのか疑問だ。低効率な火力発電への投融資は止め、高効率の超々臨界圧発電に限定して投融資している。これを国内外を分けず統一基準とした」

 --地球環境保全については

 「2年前と比べて驚いたのはストロー。プラスチックごみによる海洋汚染が問題となり、使い捨てプラスチック使用を抑制する動きが急速に世界規模で広まった。マイ箸の次はマイストロー。社会状況を把握して対応していくしかない」

 --ESG投資は

 「ESGの観点から評価された企業で構成される株価指数が開発され、投資信託も運用されるようになった。このため上場企業はESGへの取り組みを重視するようになり、投資案件になってきた。また日本版スチュワードシップコード(企業統治の向上を目的とした受託責任者である機関投資家の行動規範)にのっとり、投資先企業と対話する中で『ESGに取り組んでください』と要請していく」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ