PR

ライフ ライフ

外国人労働者受け入れ拡大4月開始、不安な船出

 外国人労働者の受け入れ拡大を目的とした新在留資格「特定技能」を盛り込んだ改正出入国管理法が、4月1日に施行される。政府は「即戦力を限定的に受け入れる」としているが、技能を測る試験を早期に実施するのは一部で、当面は技能実習生からの移行頼み。大都市への人材集中を防ぐ対策の実効性がいまだ見通せないなど、不安の中での船出となる。

 「強い関心を寄せてくれている現れ。いい人材を確保したい」。4月に東京と大阪で実施する技能評価試験。申し込み開始当日に338人の受験定員がすべて埋まったのを受け、都内にあるレストラン運営会社の関係者は期待を寄せた。

 外食業の受け入れ見込み数は5年間で5万3千人。開始初年度だけでも5千人に上る。業界団体と所管官庁の農林水産省が連携して手続きを進めるが、現場からは「もっと早く、多くの人が受験できるようにしてほしい」との声も上がる。

 ただ、受け入れ対象14業種のうち、4月中に技能試験を行うのは外食業に加え、宿泊業と介護業の3業種のみ。残る11業種は「年度内にはやりたい」(建設業)「7月に試行的な試験を行う」(農業、飲食料品製造業)などと調整が難航していることがうかがえる。このため、3年以上の実習経験を積めば無試験で新資格に移行できる技能実習生からの移行者が当面の担い手になりそうだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ