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サクラの全遺伝情報解読 正確な開花予測に期待

上野恩賜公園で行われた樹木の組織の採取作業(解読チーム提供)
上野恩賜公園で行われた樹木の組織の採取作業(解読チーム提供)
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 サクラの代表品種「ソメイヨシノ」のゲノム(全遺伝情報)を解読したと島根大や京都府立大、かずさDNA研究所(千葉県)のチームが30日までに明らかにした。

 ゲノムは生物を形作る設計図と言われ、さまざまな生命活動に関わる。チームは、開花する際に働く遺伝子が今回分かり「研究が進めば、正確に開花時期が予測できるようになるかもしれない」としている。

 チームによると、島根大が保有する農園のサクラ約140品種や、ソメイヨシノの原木との研究報告がある上野恩賜公園(東京都)の樹木の組織を採取し、全遺伝情報を解読した。

 その結果、通説とされていた通り、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの2品種を祖先に持つことが裏付けられた。開花前の1年間、つぼみの遺伝子の働きを調べて開花につながる遺伝子も特定した。

 ゲノムの構造はオウトウ(桜桃)、モモ、ウメとよく似ていた。

 成果は川崎市で今月開催された園芸学会で発表した。

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