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NIE、新聞を教材に 桐生9秒台で地元紙と読み比べも

新聞を扱った教科書=東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
新聞を扱った教科書=東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 教育現場で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の取り組みが進む中、来春から使われる小学校教科書には、記事の読み比べや見出しのつけ方など、新聞を使った多彩な学習活動が各教科で取り上げられた。

 東京書籍の社会(6年)では、社会や政治の仕組みを学ぶ単元で「新聞にもっと関心をもち、政治に関して気になった記事を出し合おう」という、グループ活動を盛り込んだ。新聞を読んで内容をつかみ、意見発表する内容だ。

 国語では複数の教科書が記事の読み比べを掲載。このうち光村図書(5年)は陸上100メートルで桐生祥秀(よしひで)選手が日本人初の9秒台を出したニュースを題材に、全国紙と、桐生選手ゆかりの地方紙とを読み比べ、どんな違いがあるかを考えさせた。

 道徳は全24点中、14点で扱っている。学研教育みらい(5年)は平成23年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の地元紙が、手書きで新聞を発行し続けた経緯を詳述。新聞の使命を考えさせ、あわせて公共の精神などを学ばせるのが狙いだ。

 理科や算数の教科書にも、新聞が登場している。大日本図書の算数(5年)は、ニュースで出てくる行事などの「来場者数」をもとに、どのように数えるかを説明。理科では信州教育出版(5年)が「新聞で調べてみよう」とし、長野県内の各地の天気予報などを伝える紙面を載せた。

 新聞を使った教材は、子供たちの情報活用能力などの育成に効果があり、文部科学省でも積極的な活用を促している。

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