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【日本再発見 たびを楽しむ】世界最大の砂時計 人生に思いをはせて~仁摩サンドミュージアム(島根県大田市)

世界最大の1年計砂時計「砂暦(すなごよみ)」が時を刻む
世界最大の1年計砂時計「砂暦(すなごよみ)」が時を刻む

 見上げると、ゆっくりと時間を刻む砂…。世界遺産「石見銀山」で知られる島根県大田市には世界に誇るオリジナルの時計がある。砂博物館「仁摩サンドミュージアム」のシンボル、巨大砂時計「砂暦」(高さ5・2メートル、直径1メートル)だ。

 砂時計は中央のホール、地上8メートルの空間に設置され、観覧車のようなユニークな形に足を止める観光客も多い。コンピューター制御で1トンの砂を365日かけて落としている1年計砂時計で、2015年に世界最大としてギネス世界記録に認定された。毎年大みそかの夜に、年男・年女108人の綱引きにより180度回転し、新たな1年の時を刻み始める。

 同館は歩くとキュッキュッと琴の音のように鳴る「鳴り砂」の浜で知られる琴ケ浜(同市)をモチーフに、平成3年に開館した。ガラス張りのピラミッド型の外観は目を引き、館内では、国内外から集められた数百の砂のサンプルを観察したり、鳴り砂の秘密を学んだりできる。また、砂の特性をいかしたアート作品の展示や小さな熊手で枯れ山水を造る箱庭遊び、砂絵のカードづくりなどの体験コーナーも充実する。

 さらに同館は、20年に映画化された漫画「砂時計」にも登場。島根県の雄大な自然を背景に幼なじみ男女4人の初恋を描いた同作品の〝聖地〟を体感しようと、若い女性やカップルが次々に訪れている。

 同館の小川英二さんは「落ちてゆく砂が過去、中間の細い首が現在、上にある砂が未来。時を刻む砂時計を見て、人生に思いをはせてみては」と話す。

 JR山陰本線仁万駅から徒歩10分。穏やかな春の日に、琴ケ浜とともに〝砂の名所〟をめぐりたい。

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