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高齢化社会の課題の解決策 笑いと一緒に演劇で提示

「おいおい老い展」(「介護と福祉のこれから」集大成イベント)、老いと演劇「ポータブルトイレットシアター」の舞台で演じる92歳の俳優、岡田忠雄(右から2人目)=25日午後、東京・外神田の「アーツ千代田3331」(酒巻俊介撮影)
「おいおい老い展」(「介護と福祉のこれから」集大成イベント)、老いと演劇「ポータブルトイレットシアター」の舞台で演じる92歳の俳優、岡田忠雄(右から2人目)=25日午後、東京・外神田の「アーツ千代田3331」(酒巻俊介撮影)
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 介護や福祉の魅力的な現場づくりを目指そうと、東京都千代田区の「アーツ千代田3331」で開かれている厚生労働省補助事業「おいおい老い展」(スタジオ・エル主催)が25日、閉幕した。最終日には、俳優で介護福祉士の菅原直樹さんが主宰する「OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)」の東京初となる公演「ポータブルトイレットシアター」が上演された。

 「オイ・ボッケ・シ」の由来は、「老い」と「ぼけ」と「死」。介護施設で働いていた菅原さんが、「老いる、ぼける、死ぬ、という言葉にはマイナスのイメージがあるが、そこから得られる大切なことがある。避けるのではなく向き合うことで前向きになれる」と名前に取り入れた。

 上演された「ポータブルトイレットシアター」は92歳の俳優、岡田忠雄さんの“日常”を舞台化。92歳の男性が認知症の妻を介護する生活を、ユーモアを交えて舞台に再現した作品だ。「岡田さんはおしゃべりなので脱線したり、高齢でせりふ通り言ってくれなかったりすることもある。それでも成立する芝居、失敗してもいい演劇を作った」(菅原さん)という。

 ストーリーは、自宅をアルバイト先と勘違いした妻(金定和沙)が、夫(岡田)の介護を拒否するところから始まる。妻は自分は若いと信じ込み、付き合っている彼氏(の未来の姿)が目の前の男性だとは分からない。しかし、夫が同じ職場のアルバイトとして接すると次第に穏やかになっていく。

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