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藤沢女流名人、光った冷静さ 3連覇引き寄せる

囲碁「第31期女流名人戦三番勝負」第3局 謝依旻六段(右)に勝利し、防衛を果たした藤沢里菜女流名人=22日午後、東京都千代田区の日本棋院(鴨川一也撮影)
囲碁「第31期女流名人戦三番勝負」第3局 謝依旻六段(右)に勝利し、防衛を果たした藤沢里菜女流名人=22日午後、東京都千代田区の日本棋院(鴨川一也撮影)

 「第31期女流名人戦三番勝負」(産経新聞社主催)は22日の第3局を勝利した藤沢里菜女流名人(20)が3連覇を果たした。藤沢の冷静さが光ったシリーズだった。

 挑戦者・謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)の初手「三々」で始まった第3局は黒5、7と上・下辺で大ゲイマに締まるAI(人工知能)搭載囲碁ソフトの影響で流行している布石になった。

 上辺白38から両者の石が接触しだし、46までフリカワリでうまくサバいた白が優位を築いた。

 左辺黒99、103ハイコミが謝の好手で、白地を消したうえに黒地を増やし、盛り返してきた。ただ、「黒117(9五)では118(7七)におさえたほうが、謝六段の勢いは持続できたのではないか」と立会人の神田英九段。白118と頭を出され、再び苦しくなった。中央黒151でも左上169に打っておいたほうがよかったようで、謝はチャンスを逃した。

 このあと謝が勝負手を連発し、闇試合にもつれこむ。「読み切れたわけではなかった」という藤沢が、正確に対応し逃げ切った。

 平成20年から9連覇していた謝は、2年前に防衛失敗。前期は三番勝負の舞台にも立てず、女流本因坊を失い11年ぶりに無冠に転落していた。平成最後の女流棋戦となる今回にかける意気込みは強かった。

 「序盤からずっと悪かった。もちろん勝ちたいと思っていたが、力が足りなかった」と謝は唇をかんだ。

     

 「産経ニュース」では棋譜と動画を見ることができます。

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