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福島事故処理に最大81兆円 民間試算、経産省上回る

福島第一原発と大熊町の町並み=平成29年3月(本社チャーターヘリから撮影)
福島第一原発と大熊町の町並み=平成29年3月(本社チャーターヘリから撮影)

 東京電力福島第1原発の事故処理費用は総額35兆~81兆円になるとの新たな試算を、民間シンクタンク「日本経済研究センター」(東京)がまとめた。溶け落ちた核燃料(デブリ)や汚染水の扱いによって3通りの金額を算出したが、いずれも経済産業省が平成28年12月に公表した22兆円を上回った。

 最大の81兆円としたのは、汚染水から全ての放射性物質を除去できると仮定し、海など環境に放出しない場合。デブリ取り出しも含めた廃炉・汚染水処理に51兆円(経産省試算は8兆円)、賠償に10兆円(同8兆円)、除染に20兆円(同6兆円)が必要とした。

 ただ、第1原発の汚染水は現在、多核種除去設備(ALPS)で放射性物質を浄化処理しているが、トリチウムだけは取り除けず、「完全浄化」は困難とみられる。

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