PR

ライフ ライフ

【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(587)すべての出会いは奇跡

 春が間近になり、2人の友人が那須に遊びにやってきた。

 1人は、20代で出会ったモダンダンスの先生。ダンスなど不似合いな私が、なぜに彼女に出会ったのか?と思うが、「ルーちゃん」と呼んで仲良くしていた。

 記憶が鮮明なのは、ダンスより引っ越しの手伝いに行き、彼女の家で鍋物を食べたこと。当時は貧乏だったので、その豪華な夕食が忘れられない。

 その後、音信が途絶えたが、二十数年後に突然手紙が来て再会した。ルーちゃんは幼い子を連れてアメリカに渡り、ミュージシャンの男性と再婚。かの地でもやっぱりダンスの先生を続けていたのだった。

 「あの時、私は誰にも告げずにアメリカに旅立ったのよ」。改めて聞いたルーちゃんの人生は、やっぱり波瀾万丈(はらんばんじょう)だった。

 もう1人はルーちゃんの友人で、私とは知り合ったばかり。背のすらっとした長身の彼女は、ずっと日本の企業で働き続けたシングル女性。日本のキャリアウーマンの先駆けのような人であるらしかった。

 アメリカ帰りの小柄な「ルーちゃん」と、日本でガンガン働いていた彼女が、どこでどう知り合ったのか接点は知らない。

 この異色の組み合わせの2人を駅に迎えに行き、わがコミュニティーの隣の牧場に案内した。そこのカフェでランチをとり、廃校小学校再生プロジェクト「町づくりひろば」に出かけた。

 喫茶店や市場など、運営されている元教室をのぞいて回っていたときのこと。

 着物リメークの展示室で、「あら、すてき」「あなたは、これが似合いそうよ」などと楽しんでいたら、そこで作品の販売をしていたウジガワさんが、いきなり「ああーっ」と叫んだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ