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小惑星から岩石?噴き飛ぶ NASA探査のベンヌ

小惑星ベンヌ(左)の表面から噴き飛ぶかけら。NASAの探査機オシリス・レックスが1月に捉えた(NASA提供)
小惑星ベンヌ(左)の表面から噴き飛ぶかけら。NASAの探査機オシリス・レックスが1月に捉えた(NASA提供)

 米航空宇宙局(NASA)などのチームは19日、探査機オシリス・レックスで、小惑星ベンヌの表面から岩石とみられるかけらが噴き飛ぶ珍しい現象を観測したと発表した。多くのかけらはそのまま小惑星から遠ざかるが、一部は衛星のように上空を周回して落下し、表面に戻っていたという。

 日本の探査機はやぶさ2が観測中の小惑星りゅうぐうや、初代はやぶさが探査した小惑星イトカワではこうした現象は見つかっていない。チームの担当者は「科学者人生で最も驚いた発見で興奮している。仕組みを分析したい」としている。

 ベンヌはりゅうぐうとそっくりなそろばん玉形で、直径約500メートル。1月6日、探査機の上空からの観測でかけらが噴き飛ぶ現象を確認。その後も同じ領域でたびたび発生した。かけらは大きくて数十センチといい、今後、組成を詳しく調べる。

 探査機は2016年に打ち上げられ、昨年12月にベンヌ上空に到着した。23年に地球に帰還し、はやぶさ2のチームと岩石を交換して研究する。(共同)

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