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【学ナビ】羅針盤 書写通じて自分の成長や可能性発見

公文エルアイエル 山本憲司社長
公文エルアイエル 山本憲司社長

 □公文エルアイエル・山本憲治社長

 KUMONグループ企業として全国で書写教室を展開する公文エルアイエル。手書き文字文化を継承するだけではなく、学ぶ喜びや充足感を知ってもらうことで、心豊かな人生を支援するミッションを掲げる。かきかたや筆ペンなど硬筆・毛筆分野の4教科から選択でき、幼児から90代まで全国で約10万人が書写のある生活を楽しんでいる。自らも毎朝文字をしたためている山本憲治社長に、公文書写の可能性や美しい文字の魅力について聞いた。(聞き手・宮田奈津子)

 --公文エルアイエルは書写一筋、今年で23年

 「個人別学習で一人一人の可能性を最大限に伸ばす公文式の考え方を応用し、1985年に公文ペン習字教室が始まり、96年に公文エルアイエルが分社独立した。書は長い歴史の中、脈々と継承されてきた日本文化で、いつまでも大切にしていくもの。だからこそ、時代が変わっても、世の中から共感していただいていると実感している」

 --メールやSNSでのコミュニケーションが主流になりつつある

 「年賀状発行部数が減少している例をみても、書くという習慣や機会は減ってきている。一方、『整った文字を子供に書かせたい』『文字がコンプレックスだったが、年齢を重ねた今こそ美しい文字を書きたい』といった声を聞く。デジタルと手書き文字は相反するものではない」

 --どのような方々が学んでいるのか

 「幼児から90代まで幅広い世代が同じ教室に集い、交流しながら一緒に学んでいる。子供たちが一生懸命に自分の力で書く姿に、大人が勇気づけられることも多い。60~70代や日本に住む外国の方も増えている」

 --だれでも上手になることができるのか

 「教科はペン習字、かきかた、筆ペン、毛筆。教材には、整った文字を書くための原理原則(ルール)がちりばめられ、基礎から順を追ってルールを習得していくことで着実に書けるようになり、手応えを実感できる。教材を熟知している指導者は、学習者とめあてを共有し、できたことをタイミングよく認め・褒め・励まし、共に喜び合う承認指導に取り組んでいる」

 --2020年スタートの新学習指導要領でも書写が見直されている

 「現在は小学校3年生から毛筆が始まる。20年以降は、1・2年生の段階から軟筆(水書用筆)を使った運筆学習が導入される。高校でも書写が必須の要素になるという。日常で書くことに慣れ親しむ機会が増えていくと考える」

 --自身も毎朝、教材に取り組んでいる

 「3枚ほどの教材を約30分かけて書いている。静寂な時間で、無心になって自分と向き合うことができる。文字が変化して、上達する喜びがあると、『自分も成長できる』と可能性を感じ、幸せな気持ちになる。楽しいですよ」

 --美しい手書き文字の魅力とは

 「手書きのはがきや手紙は、相手の顔を思い浮かべて、気持ちを乗せて書く。心を届け合う温かい手段だと思う。書写は奥が深く、終わりがない。学習を通じて、何歳になっても自分の成長や可能性を発見し、達成感や充足感を得ることができる。その先に新しい世界が広がり、豊かな人生につながっていく。学習者の方々が楽しめる教材や環境を提供していきたい」

                   ◇

【プロフィル】山本憲治

 やまもと・けんじ 大阪府出身。子供たち一人一人が自学自習で学ぶ姿に感動したことから、公文教育研究会に入社。2015年から公文エルアイエル(本社・大阪市)社長。

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