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【尼崎いじめ】中2女子、いじめ認定 第三者委

 兵庫県尼崎市で平成29年12月、市立中学2年の女子生徒=当時(13)=が自殺した。市教育委員会が設置した第三者委員会は18日、学校でいじめがあったうえ、教諭が誤解をもとに女子生徒を一方的に叱責したほか、女子生徒の助けを深刻にとらえていなかったと認定した調査報告書を公表した。女子生徒は叱責された当日に自殺したとしている。

 第三者委によると、女子生徒は29年10月ごろから、クラスの女子グループから「ブタ」「きもい」「うざい」などと悪口を言われるようになった。いじめは次第にエスカレートし、他の生徒にも聞こえるように「死ね」と言われることもあった。所属していた軟式テニス部でも、スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で悪口を書き込むなどのいじめがあったという。

 同年11月、学校はアンケートを実施。女子生徒は、いじめを受けていることをうかがわせるような内容を回答したものの、担任の教諭が内容を確認せずに全く対応しなかった。

 また、軟式テニス部では他のトラブルも発生していたが、別の教諭が「女子生徒がトラブルを言いふらしている」と誤解し、生徒を一方的に叱責。女子生徒はその当日、自宅で自殺した。

 第三者委は、「学校の不適切な対応など複合的な要因が絡み合って自殺につながった」と、いじめに加え教諭らの不適切な対応が複合的に自殺に関係したと認定。「学校の組織的な対応があれば、自殺を防げた可能性がある」と指摘した。

 市教委などによると、女子生徒は29年12月に自宅で首をつった状態で見つかった。「学校がしんどいです。もう無理です」などと書かれた遺書のようなメモが残されていた。市教委は自殺はいじめが原因の可能性があるとして30年5月に第三者委を立ち上げた。

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