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【甲信越ある記】料亭で芸妓の舞を鑑賞 新潟・古町

料亭の広間で食事をしながら、芸妓の踊りを間近に見られる=新潟市中央区東堀通
料亭の広間で食事をしながら、芸妓の踊りを間近に見られる=新潟市中央区東堀通
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 「港新潟、柳の街-。古町は全国屈指の花街として、江戸時代より京都祇園と並び称され…」

 70畳ほどの広さの大広間。和服姿の仲居が金屏風(びょうぶ)の前で口上を述べ始めた。ここは古町の料亭「かき正」(新潟市中央区)の離れ。花街の魅力を知ってもらおうと、同区が主催した企画「料亭の味と芸妓(げいぎ)の舞」の幕開けだ。昼食を取りながら伝統の舞を鑑賞できるだけでなく、芸妓との会話も楽しめる。

 「春はうらうら 日和山」

 古町芸妓の小千代(こちよ)さんが奏でる三味線の調べにのせ、昨年デビューしたばかりの那緒さんが桃色の振り袖姿でかれんな舞を披露する。続いて、踊りの達者な菊乃さんが登場、凛(りん)としたいで立ちで魅了した。約30人いる参加者には女性が多く、和装も見られた。

 この日の献立は、前菜にホタルイカや焼きエビ、刺し身が本鮪に鰤、揚げ物は名物のかきフライ。十日町そばに、甘味で締め。新潟の食の幸を満喫できる取り合わせだ。

 「兄様(あにさま)、どうぞ」

 花街独特の言葉遣いでもてなす那緒さんがとっくりを差し出す。おちょこに満ちていく日本酒を見ているうちに「新潟に来てよかった」と実感した。

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