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出番増えたリクルートスーツ 入学式やインターン、アルバイトにも

黒、紺、チャコールグレーから複数そろえる学生も(牛田久美撮影)
黒、紺、チャコールグレーから複数そろえる学生も(牛田久美撮影)
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 大学生らが企業の就職試験などで着るリクルートスーツ。大学3年、4年向けというイメージだが、最近は新1年生が入学式で着たり、家庭教師のアルバイトや通夜にも行くなど、初めて袖を通す“ファースト・スーツ”として広がっているという。(牛田久美)

 ◆学生に合わせて提案

 1日、就職活動が解禁された。2月末にピークを迎えた東京都豊島区の百貨店「西武池袋本店」の紳士服売り場の売り上げ(2月21日~3月5日)は、前年同期比110%だった。今年は出足が早いという。

 「就職活動だけでなく、卒業式や入学式、フレッシャー(新入社員)の用途も増えた。初めて、または2着目などの購入者が訪れている」(同店)という。

 婦人服売り場でもさまざまな相談にのる。まず就職活動。「いわゆるリクルートスーツは、紺や黒の2つボタンのジャケットにスカート姿が定番」。同店婦人服飾部、鈴木麻実さん(37)は「説明会はかけ持ちが多いのでパンツがおすすめ。一方、面接はスカートをすすめる。晴れの日の装いで女性らしい」と語る。

 一方、3月に入って新入学生が親子で訪れるようになった。鈴木さんによると「入学式に加え、大学2年夏からの企業のインターン(職業体験)を視野に求める親子が多い」という。

 将来、服飾や化粧品業界を希望する学生には「面接は私服(普段着)でという会社が多いが逆に難しい。“その場にふさわしい私服”選びが大切」と助言。先日は黒いノーカラー(襟なし)ジャケットをすすめた。

 スポーツ学部へ進む学生には「体の大きさの割にフィギュアスケート選手らしく腰が細い。サイズは腰に合わせて台形のスカートを提案した」という。裾が広く、ももを太く鍛えても体の線が表に見えにくい。

 家庭教師のアルバイトで着たいという学生も。「リクルートスーツはどこでも着ていける。バイトに、通夜に、企業訪問にと、制服のように出番が多い」。通年で需要があるという。

 ◆パターンオーダーも

 今春は「長く着られるものを」と品質が上がったのも特徴という。

 併設のパターンオーダーは、19号までサイズ補正ができて350種の生地から選べる。「細身だったり、女性ならではの張りがある体つきも対応できる」。ジャケット税込み4万7520円、スカート1万9440円など。既製品を袖丈修理するより手頃なことも。

 機能的なスーツをそろえるスーパー大手「イトーヨーカドー」は約60店でリクルートスーツを販売。ジャケット1万2千円台▽スカート6千円台▽パンツ7千円台-と手頃だ。

 既製服、オーダー服を問わず、長持ちさせるコツは「脱いだら、湿度の高くない風通しのよいところにかけて休ませる」(鈴木さん)。初めてのリクルートスーツは、スーツの手入れを学ぶレッスンでもある。

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