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防災で自立促す 墨田区、備蓄物資梱包に障害者が参加

 災害発生後に必要となる備蓄物資の梱包作業を、障害者に担ってもらう事業が障害者の就労支援などを行う「墨田区立すみだふれあいセンター福祉作業所」(同区緑)で始まった。災害への備えに障害者が参加するのは全国でも例がないといい、防災の観点から障害者の自立を促すことも狙っている。(吉原実)

 この事業は災害支援を行う民間企業「ミューチュアル・エイド・セオリー」(千代田区)が展開する「『ガーディアン72』災害支援プロジェクト」の一環で、墨田区に業務委託する形で実現した。プロジェクトは、災害発生直後の混乱で支援物資が届きにくく、さらに生存確率が下がる目安とされる「72時間」以内に必要となる食糧や衣服などを詰め込んだ段ボール箱「G72ボックス」を、全国の自治体に事前備蓄してもらおうと始まった。

 14日、口永良部島(鹿児島県)から受注したボックスの梱包作業の様子がセンターで公開された。センターに通所している知的障害者と健常者の区職員が梱包作業を行い、作業報酬に差を付けないことが特徴だ。センターの山本雅隆所長は「同じ報酬で働けることに感動した。職員の防災意識を高めることにもつながる」と話した。

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