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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈711〉快適すぎる保釈生活

大勢の報道陣に囲まれながら、弘中弁護士事務所を出るカルロス・ゴーン被告=3月12日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
大勢の報道陣に囲まれながら、弘中弁護士事務所を出るカルロス・ゴーン被告=3月12日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 「外圧に屈した」と言われる日産カルロス・ゴーン前会長の保釈。

 『週刊新潮』(3月21日号)が早速、「仮住まいは1LDKでも快適すぎる『ゴーン』保釈生活」。

 「制限住居」は東京・渋谷区の旧山手通り沿いのマンション。築40年を超え、オートロックもない1LDK。〈パリやベイルート、リオデジャネイロなどに、34億円以上をかけて日産に用意させた豪邸とは比べるべくもない〉

 ただし異例といわれた保釈条件、「出入り口の監視カメラ」「メールの送受信やインターネットへの接続ができない携帯電話」などは〈「実効性を伴っていない」〉(東京地検関係者)。

 たとえば監視カメラ。

 〈「外廊下の手摺(てす)り柵の部分に、黒い色のストラップで括(くく)りつけられているだけ。いつでも取り外しができますし、都合の悪いものが写らないようにレンズの向きも簡単に変えることができます」〉(同じマンションの住人)

 〈「外で接触する人物にスマホを借りれば、証拠を残さずに口裏合わせの電話やメールをすることもできる」〉(東京地検関係者)

 ゴーン氏本人は、新宿御苑、会員制クラブ、高級ホテルなど連日のように外出。東京地検特捜部が切歯扼腕(せっしやくわん)するのももっともだ。

 『週刊文春』(3月21日号)では大林組幹部のリクルーターが就職希望女子大生と不適切な関係を持った事件の第2弾。人事部長らによる3時間の事情聴取の模様を公開。

 〈「男女関係ですよね、要は」「あなただって彼の弱みを握ってるんじゃないですか」「今後のあなたにとって損をすることが多いと思いますよ」〉

 人事部長らからは最後まで、ねぎらいや謝罪の言葉はなかったという。

 セクハラ被害や労働問題に詳しい新村響子弁護士。

 〈「人事部長の発言は、大林組という会社のスタンスや意識の低さを表している(中略)典型的なセカンドハラスメントです」〉

 被害女性がすべて録音していたわけだが、大林組、どう決着をつけるか。(花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)

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