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【きのうきょう】鉛筆

 さいたま市岩槻区 福田忠夫 75 無職

 シャープペンシルやボールペン、マジックなど、さまざまな筆記具があり、最近のものはどれも良くできている。私が愛用しているのは鉛筆だ。鉛筆は小刀で削るのがいい。先の部分が三角にうまく削れると気持ちがいいし、削ったときの木の香りも、またいい。

 私の小学校のころは運動会の賞品に「一等賞」と書かれた鉛筆がもらえた。足の速い子は、江戸時代の剣客、荒木又右衛門のように鉢巻きに何本もさして自慢したものだった。

 短くなった鉛筆には、金属のキャップを付けて、大事に大事に使ったものだ。ブリキの筆箱には、きれいにとがった鉛筆が並んでいた。今どきのように、物があふれている時代ではなかった。

 今、わが家では3歳の孫娘が文字や絵を描くことに興味を持ち始めた。強く押しつけて書くのでシャープペンシルではすぐ折れる。ボールペンは消せない。やはり鉛筆の出番である。

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